国葬の喪主はなぜ安倍昭恵夫人?と疑問の声多数も遺族が慣例(安倍晋三元総理)

安倍元総理の国葬の喪主がなぜ昭恵夫人?
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安倍元総理の国葬が2022年9月27日(火)に日本武道館で執り行われました。国葬を行うのは55年ぶりで吉田茂さん以来でした。

また、国葬の喪主が安倍昭恵夫人となっており、国葬なのになぜ安倍昭恵さんが?という声やまた、逆に喪主がご遺族なら費用が国家なのはおかしいのでは?といった声があります。

今回は、国葬の場合の喪主は本来、誰がするべきなのか?についてみていきたいと思います。

目次

安倍元総理の国葬|喪主がなぜ昭恵夫人?疑問の声

安倍元総理の国葬の喪主がなぜ安倍昭恵夫人?という疑問がネットでは多くあがっています。

https://twitter.com/sayfah_touken/status/1574957832616955905

確かに、国葬は税金で行われている訳ですので、喪主がご遺族の安倍昭恵夫人となっていたら、疑問に思うことと思います。

では、国葬についてどのような定義があるかみていきたいと思います。

国葬の喪主はご遺族が慣例である

国葬について、喪主、施主、費用負担はどこなのか?などについてみていきたいと思います。

以下、ベルコのサイトから引用させていただきました。

国葬とは、国家に対して多大な功労のあった人のお葬式を、国家の儀式として行うこと

お葬式の種類は以下の通りで、最下段に国葬の場合が掲載されています。

種類喪主施主会葬者費用負担
一般葬遺族遺族家族、親族、知人・友人、一般遺族
家族葬遺族遺族家族中心にごく親しい者遺族
密葬遺族遺族家族中心にごく親しい者遺族
直葬遺族遺族家族中心にごく親しい者遺族
社葬遺族会社家族、親族、知人・友人、一般、会社関係者会社
合同葬遺族遺族と会社・団体など家族、親族、知人・友人、一般、会社関係者、団体関係者遺族・会社・団体関係者
国葬遺族国家家族、親族、知人・友人、一般、国内外のVIP国家
画像引用元:https://ososhiki.bellco.co.jp/knowledge/whatkokuso/

【国葬の場合】喪主:ご遺族、施主:国家、費用負担:国家

と、なっています。

ですので、安倍昭恵夫人が喪主をやることは、慣例となっているようです。

また、政府が国葬をすると決めた訳ですので、施主と費用負担が国家になっているのですね。

参考までに55年前の吉田茂氏の国葬の喪主は、ご長男だったとのこと。

1967年の吉田茂元首相の国葬でも、長男が喪主と報じられている。

引用元:https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/240106

これらのしきたりによって安倍昭恵夫人が国葬の喪主をされていたということになりますね。

さいごに

安倍晋三元総理の国葬の喪主がなぜ昭恵夫人だったのか?について調べてみました。

通常、国葬においては喪主はご遺族がすることになっており、55年前の吉田茂氏の際もご長男が喪主を務めておられたといいます。

確かに、国葬で費用負担も国家となっていますので、喪主は岸田首相がされるのでは?と思われるかも知れませんね。

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